№012 川瀬里子師分骨墓碑、初代川瀬順輔顕彰碑 献奏報告

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 去る、H26.05.27付けの「竹友」170号紙に、『宗家竹友社所縁の方々の墓所墓石改修に伴うご寄附のお願いについて』と題して、全国竹友会事務局から、 1.熊本の長谷幸輝翁、2.山形市明善寺初代川瀬順輔翁顕彰碑の菩提寺の改修工事、3.秋田県大仙市の浄蓮寺に分骨埋葬されている川瀬里子様の改修供養の寄附協力の依頼がありました。
 たまたま、毎年行っているお盆とゴールデンウィークの連休期間での「全国縄文・弥生・古墳探訪の旅」に、今回は東北四県(秋田・岩手・山形・福島)をめぐる計画を建てていましたので、 竹友社事務局・佐藤信孝氏にその旨連絡しましたら、7月3日から3日間宗家ご夫妻が秋田と山形の所縁の地を往訪される・・とお聞きしました。 事前に両寺に献笛に伺う旨の、連絡をお願いいたしました。お盆というお寺にとって、大変お忙しい時に訪問するわけですから、 広い境内、何処に墓碑があるのかわからないまま献笛するわけにもいかず、無理に面会をお願いいたしました。さすがに8月13日お盆の迎え火の日は、川瀬里子様の浄蓮寺は、先祖にお参りされる方々でごった返し、やっとのことで奥裏を訪ね、ご住職に御面会が出来ました。 墓碑の位置も丁寧に教えていただきました。
 川瀬里子師の正規の墓は、東京都の多磨霊園に葬られておられます。 芝増上寺の副館長だった高橋海龍師は尺八を通じて川瀬里子師との合奏を楽しまれた方で、秋田県大仙市の覺立山 浄蓮寺に帰郷するに当たって、分骨を願われ、 浄蓮寺に墓碑を建立し、手厚く供養されていたとのことです。浄蓮寺の先祖供養塔のすぐ隣りに、川瀬里子師の墓碑はありました。それだけ川瀬里子師の人となりと技量が、弟子達に尊崇され、慕われた方だったことが偲ばれました。

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