新宿区邦楽三曲連盟演奏会に、順輔先生出演
IT委員 大島百輔
6月19日(金)、東京都新宿区にある「牛込箪笥区民ホール」において、新宿区邦楽三曲連盟主催「演奏と討論 日本音楽の響き」が開催されました。ちらしPDFにリンク
この演奏会は、今年20回目を迎えることから、その記念として、演奏に先だって1時間ほど、日本音楽の現状と将来についての討論会が行われました。私は仕事の都合で討論会には間に合いませんでしたが、最初から会場入りしていた竹友 梶田邦輔師から、討論会について、以下のような記事が届いております。
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「日本音楽の響き」は、20周年を記念して第一部は「日本の伝統音楽の昨日・今日・明日」と題して、日本音楽の現状と将来、小・ 中・高校での伝統音楽教育の現状などについて、約50分にわたり報告や課題などを客席と一体となって話し合われました。
ステージ上の川瀬順輔先生からは、「先日スイスから二人の女性が尺八の修業に来たが、尺八も国際化してきている。海外では女性の方も尺八を楽しんでいる。なぜ日本の若者は尺八をしないのかと聞かれる。」と海外の尺八事情についてお話をされました。また、小・中・高校で音楽を担当する先生からも報告がありましたが、まずは音楽の先生に伝統音楽に接する機会を是非数多く作っていただきたい。古典曲から現代曲まで、そして筝、三絃、尺八の特徴を生かした今日のような演奏会に、是非足を伸ばしていただきたい、と強く感じました。
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宗家順輔先生は5番目に北畠頌輔師との連管で、琴古流本曲「吟龍虚空」を演奏しました。本手と替手、高音と低音が織りなす見事な綾に魅入らせられた、そんな演奏でした。
また2曲目では、白秋会と研箏会と言う我々にとってはなじみのある2社中の競演による「楫枕」が演奏されました。これもそれぞれの社中の特徴がよく生かされた演奏でした。
この日のプログラムは、尺八3曲(古典本曲、都山流本曲、琴古流本曲)、生田流地唄、山田流筝曲、現代邦楽各1曲の6曲で、それぞれの流派・会派の比較が出来ると言う意味でも、なかなか面白い演奏会だったと思います。